事例紹介

サーバーのパフォーマンスを改善してAWSの費用を劇的に削減するお仕事

AWSって便利ですよね。

GUIで簡単にサーバー起動できるし、同じ環境のサーバーも複製できるし、開発サーバーの構築するときも簡単だし、ステージングサーバー構築するのも簡単だし、RDSがあればDBのバックアップも簡単だし。

でもね、AWSって高いんですよね。普通のVPSとかに比べたら圧倒的に高いorz

スケールできるのがクラウドの魅力でAWSの魅力ではあるのですが、AWSって使ってるサービスでどれくらい費用がかかるのか非常に見積もりにくいんですよね。

さらに、費用が変動するのでコスト意識のないIT部門だと開発者がガンガンAWSで実験しちゃったりしてどんどん費用請求されたりします。

例えば、小さいサービスだと本番環境と開発環境とステージング環境を用意する必要がなかったりしますが、あったほうが開発者的には便利なのでガンガン立ち上げて高額の費用が発生したりします。

社長が技術出身の人だと良いんですが、そうじゃない場合、費用削減できるのかどうかわからないので、黙認せざるを得なかったりします。

AWSの管理は絶対に信頼できる技術担当に任せましょう!

AWSの費用を大幅に削減した事例を紹介します

当社はRails専門ですが、今回はPHP案件でした。

こちらが某社のAWS請求情報 2016年11月時点のもの

 

こちらが某社のAWS請求情報 2017年2月のもの

なんと削減金額$1,000以上です\(^o^)/

1年にしたら$12,000です!

10年にしたら$120,000です!

日本円にしたら14,000,000円ですよ!

 

何をやったか?

主には使ってるサービスの整理とサーバーのチューニングとソースコードの改善です。

サービスの整理

ウェブアプリを構成するために立ち上げたサービスが色々ありますが、年季が入ったウェブアプリだと実は使ってないけど立ち上げてるサービスがいくつかあったりします。

面倒な作業ですが、そのサービスを使ってるのかどうか確認してガンガン削除していくって作業です。

整理すると、実は必要なサービスは以外に少なくてOKってことがわかったりします。

保守性も上がるし管理も楽になります。

何よりコスト削減できます。

サーバーのチューニング

ウェブサーバーの設定をいじって、スペックの低いインスタンスに変更できるか試す作業です。

最大瞬間風速のために高いスペックのサーバーを使うのは悪手です。

スペックに頼らずチューニングでアクセスをさばくのが技術の見せ所ですよね。

トラフィックに対してベストなパフォーマンスが出せるように設定を変更してやると、より効率的にアクセスをさばけるのでスペックを下げることができます。

PHPの場合はアクセスあたりのメモリの消費量などを設定できるので、スワップしない範囲で低く設定したりします。

ソースコードの改善

特に重い処理をしているソースコードがあればそれを改善します。

ひとつの処理に数秒かかっている箇所があればソースコードの改善の余地があるので、書き換えます。

特にDBへのアクセス関連はクエリの書き方次第で大幅な改善が望める場合もあります。

詳しくはこちらの記事を見てもらえればと思いますが、処理が軽くなればサーバーの負担が減るので、より効率的にアクセスさばけるようになります。

まとめ

AWSの管理は絶対に信頼できるCTOに任せましょう!

CTOがいないという会社なら、是非ご相談下さい\(^o^)/

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