【IT受託開発市場の動向】東京オリンピックや大阪万博の影響は?
東京オリンピックの後に大阪万博開催の発表。
日本全体の景気でいうと、2019年こそ多少なりとも落ち込むと言われいているが、
引き続き『好景気』と呼ぶに相応しい状態が続くことを予想している。
(好景気を私たちが享受出来るか、実感することが出来るかはまた別の話ではあるかとは思うが)
(2019年景気が落ち込む可能性がある理由:
2019年10月に消費税の値上げが行われ、消費活動の鈍化が予想される為。)
全体経済の話は凄く雑に抽象的に書くと上記の通りだが、
弊社が属する『 IT受託開発市場 』についてはどうだろうか。
私自身、業界在籍期間が短いのもあるが、簡単に記載したいと思う。
訂正等がある場合は、是非ご指摘頂けると非常に幸いである。
(基本的に、数字の羅列のみとなってしまっているが。)
前提として、IT受託開発市場に置ける企業を三つのカテゴライズに分類する。
『SI開発型』一番分かりやすいイメージとしては、一次受け企業。
ただ今回は、一次受け(プライマリー)かつ、プロジェクトを一括して請け負っているものを指す。
『 受託型 』基本的には、SI開発型以外に属するもの。
二次受けやプロジェクトを部分的に担う、派遣なども含まれる。
では、順を追って業界推移を見ていこう。(全て大阪万博開催発表前のもの)
『SI開発型』+『 受託型 』の推移(予想)
6兆8600億円(2016年)→<成長率:102.3%>※2016年から2017年の成長率
→7兆0180億円(2017年)→<成長率:102%>※2017年から2018年の成長率、以下同
→7兆1560億円(2018年)→<成長率:101.8%>
→7兆2850億円(2019年)→<成長率:101.7%>
→7兆4070億円(2020年)→<成長率:101.8%>
→7兆5420億円(2021年)→<成長率:101.8%>
→7兆6740億円(2022年)→<成長率:101.9%>
→7兆8180億円(2023年)→<成長率:101.8%>
→7兆9600億円(2024年)
『SI開発型』の推移(予想)
4兆1400億円(2016年)→<成長率:103.5%>※2016年から2017年の成長率
→4兆2840億円(2017年)→<成長率:102.4%>※2017年から2018年の成長率、以下同
→4兆3850億円(2018年)→<成長率:102.3%>
→4兆4850億円(2019年)→<成長率:102.3%>
→4兆5890億円(2020年)→<成長率:102.5%>
→4兆7030億円(2021年)→<成長率:102.5%>
→4兆8210億円(2022年)→<成長率:102.7%>
→4兆9510億円(2023年)→<成長率:102.7%>
→5兆0850億円(2024年)
『 受託型 』の推移(予想)
2兆7200億円(2016年)→<成長率:100.5%>※2016年から2017年の成長率
→2兆7340億円(2017年)→<成長率:101.4%>※2017年から2018年の成長率、以下同
→2兆7720億円(2018年)→<成長率:101%>
→2兆7990億円(2019年)→<成長率:100.7%>
→2兆8190億円(2020年)→<成長率:100.7%>
→2兆8390億円(2021年)→<成長率:100.5%>
→2兆8530億円(2022年)→<成長率:100.5%>
→2兆8670億円(2023年)→<成長率:100.3%>
→2兆8760億円(2024年)
如何だっただろうか。
想像以上に、伸び率が低い印象を持った方も多いのではないだろうか。
私自身、もっと盛り上がっていく市場なのかなと思っていただけに、驚きではある。
大阪万博がどう影響するかは、不透明なものの、
IT分野に大きな恩恵を与えてくれる事を願うばかりである。
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(参考文献:日本経済新聞)
(参考文献:ネットイヤーグループ株式会社 決算資料)


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