VRは開発コストが高いのでAIに勝手に作ってもらうのが良いと思う。

2016年はVR元年だったそうです。

これから遅かれ早かれVRやらARやらMRやらの未来がやってくるとは思うのですが、VRがどういう形で世界に広がっていくか考える上でAIとか機械学習の技術が非常に大事になってくると思っている昨今です。

VRはコストが高い

2016年がVR元年と言われる理由の一つにPlayStation VRの発売が挙げられると思います。

PSVRのキラーソフトはサマーレッスンというギャルゲーです。

プレーヤーは家庭教師になって、学生服を着た日本の女子生徒、もしくはアメリカから旅行中のミュージシャンの女性、のいずれかに相手に言葉を教えるという何ともハレンチなタイトルです。

家庭教師という立場でお勉強を教えるという本来の目的などどうでもよく、みんな女子高生のパンツを見る方法を攻略しているのが何とも感慨深いですね。

どんな分野でもその業界を牽引するのはアダルトだったりギャルゲーだったりするのでサマーレッスンがキラーソフトになることは驚くに値しません。

さて、このソフトのキャッチタイトルは

− 彼女は本当に、そこにいる。−

なんですが、彼女が本当にそこにいるように表現しようとすると、その人物のリアリティだけでなく部屋や周りの家具や、かばんや、ティッシュや、ドアや、ネジまで、周りのオブジェクトを忠実に再現する必要があるわけです。

今までの3Dゲームであればそれほど気にならない部屋を構成する家具がVRならリアリティを求められるし、リアル世界を再現するVR世界は「物体までの距離」や「高さ」まで再現しないといけないわけでこれは色々面倒な作業なんじゃないかと思うわけです。(作ったことないから知らんけど)

要は本質じゃないところへの工数が多いわけですね。

それに比べてソシャゲやらは大変コストが安くて、png画像だけでOKだったりします。

AIがコストを下げる鍵になる?

バンダイナムコさんくらいの規模であれば先程のサマーレッスンの例のようなリアルな部屋を作るコストをかけることもできると思うのですが、個人や零細の開発会社だととてもそこにコストをかけてられないと思うんですよね。

それに開発者って本来そのアプリで一番大事な部分に力を入れたいのにその他の部分で時間を取られるのは厄介です。

そこでAIの登場ですよ。

機械学習とAIもVRと同じくトレンドの技術ですが、膨大なデータをAIである程度勝手に組み立てもらうことによって開発コストを一気に下げられると思うんですよね。

Unityのアセットストアのように、もしくはテンプレートのように「必要なパーツやテーマを揃えると自分のアプリに必要なVRの世界を構築してくれる」それくらい手軽に開発ができるようになったら開発者は本来必要な部分だけを開発に集中できるので、小規模な組織でも大きな開発ができるかもしれません。

そんなわけで、一見全然違う技術のVRと機械学習ですが、このふたつが結びつく時にVRが急速に伸びるだろうし、その時が本当のVR元年になるような気がしてます。

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西尾学

会社の代表やってます。遊ぶように仕事やってます。

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