「レミーのおいしいレストラン」はベンチャースピリッツ満載な起業家にオススメの映画です

ピクサーのちょっと古い映画でレミーのおいしいレストランという作品がありまして、どうせ、ねずみが料理してへぼコックが成功するテンプレムービーだろうと思って今まで放置してたんですが、見てみると全然違って面白かったです。

どうやらこの映画、権威と権力の批判がテーマみたいで権威批判のキーワードがやたらと出てきます。

登場人物も権威側とそうでない側と明確に分けられています。

 

新人コック→権威のない者

ねずみ→権威のない者

評論家→権威

フランス料理界→伝統と権威

キッチンにいる唯一の女性→伝統と権威へのアンチテーゼ

 

権力へのアンチテーゼ

 

日本語版で見ているとわかりにくいですが、この映画の大事な鍵であるラタトゥイユという料理は、権威がないねずみの象徴としてとして描かれています。

Rat + Patootie 

「Rat」は日本語でねずみです。つまり権威のない者がねずみを象徴した料理で、権威をぶち壊す映画なんです。

 

ratatouille

 

物語を盛り上げるために、恋愛要素なんかも出てくるわけですが、ほんとうにおまけ程度。

ねずみがコックを操る設定も描写も微妙だし、ストーリーの構成はイマイチです。

 

でも、この映画にはシリコンバレー的なメタファーが満載でとてもシビレます。

  • 「誰のふりもする必要はない。君は君だ。」
  • 「誰もが偉大なシェフになれるわけではない。しかし、誰が偉大なシェフになってもおかしくない。」
  • 「自分の限界を決めるのは自分自身である。誰にでも料理はできる。だが、勇気ある者だけが一流になれるのだ。」
  • 「独創的に失敗を恐れず、なににでも挑みなさい。」
  • 「If you focus on what you have left behind, you will never be able to see what lies ahead!」

 

※最後のは日本語訳が微妙だったので英語で紹介しましたが日本語で言うと「過去のことに固執すると、未来のことが見えない」みたいな感じですかね。

 

 

 

また映画の中で度々出てくる、盗み、泥棒の描写。

この映画ではレミー以外の多くのねずみが食料を盗むんです。

 

レミー以外のねずみは恐らく大衆のメタファーでしょうし、才能のないものの愚かな行動を揶揄しているんでしょう。

つまり、才能のないものは独創性がなく、盗むんです。

 

そういえばWELQというサイトがパクリ記事で炎上してましたがやっぱり盗みはダメですよということですね。

 

 

 

そんなわけで、「レミーのおいしいレストラン」は起業家スピリッツ満載の映画ですので、経営者の方は是非見たほうがいいですよ。

 

 

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西尾学
会社の代表やってます。遊ぶように仕事やってます。